日本語検定は意味ある?メリット・難易度・勉強法を本音で解説

検定紹介

はじめに

「日本語検定ってどんな資格?」
「外国人向けの資格?」
「社会人が受ける意味ある?」

こう思う方もいるのではないでしょうか。                                     私はこの記事を書く前は、外国人向けの日本語力を測る検定だと間違った認識をしていました。

日本語検定は、日本語の“総合力”を測る検定試験です。                                  単なる漢字力だけでなく、語彙・敬語・文法・読解力まで幅広く問われます。

この記事では、

  • 日本語検定とは何か
  • メリットとデメリット
  • 難易度の目安
  • 勉強法
  • どんな人に向いているか

をわかりやすく解説します。

日本語検定とは?

日本語検定は、特定非営利活動法人日本語検定委員会が実施する、日本語運用能力を測る民間資格です。                                                         日本語検定委員会は、日本語検定の実施・運営だけではなく、日本語大賞の募集など、正しい日本語教育に貢献している団体です。

※外国人向けの日本語能力試験とは異なり、日本人の母語力を対象にした検定です。

出題分野は以下の通りです。

  • 漢字
  • 語彙
  • 文法
  • 敬語
  • 表記
  • 読解

日本語全般が出題範囲になり、年に2回実施されています。                                              日本語検定は、「正しく美しい日本語を使えるか」が問われる検定です。

日本語検定の級と難易度

日本語検定は1級〜7級まであります。

目安レベル

  • 5級〜7級:小中学生レベル
  • 3級〜4級:高校卒業程度
  • 2級:社会人基礎レベル
  • 1級:高度な日本語運用力

日本語検定公式ホームページに、各級の必修語彙リストが掲載されています。                           特に2級以上は、社会人でも難しいと感じる内容です。

日本語検定の認定基準

日本語検定は受けた級の得点率によって、準○級か○級に認定されます。                        例えば、2級を受験し、得点が70%未満程度なら、準2級。                                     70%以上程度なら2級といった感じです。

各級の認定基準を下記表にまとめました。

認定級総合得点率
1級80%程度以上
準1級70%程度以上
2級70%程度以上
準2級60%程度以上
3級70%程度以上
準3級60%程度以上
4級70%程度以上
準4級60%程度以上
5級70%程度以上
準5級60%程度以上
6級70%程度以上
準6級60%程度以上
7級70%程度以上
準7級60%程度以上
参考:日本語検定公式ホームページ

日本語検定の合格率

令和7年度に行われた第1回の合格率を下記表にまとめました。

検定級認定率
1級20.0%
準1級30.4%
2級28.8%
準2級36.7%
3級64.6%
準3級19.9%
4級82.3%
準4級11.9%
5級87.1%
準5級7.6%
6級80.2%
準6級9.7%
7級91.0%
準7級3.8%

令和7年度第1回の受験者は12,900人でした。                                                   受験者層は、大学生が40.6%と最も多く、次いで高校生28.3%、社会人17.7%となっています。

社会人層の受験割合が高いことから、実務でも活かせる日本語力が求められているといえます。

日本語検定のメリット

日本語検定取得のメリットは大きく3つあります。

  • 日本語力の証明
  • 敬語・文法のミスが減る
  • 言語系検定の土台になる

一つずつ解説していきます。

① 日本語力を客観的に証明できる

日本語検定は履歴書に書ける検定です。                                       履歴書に書くことで、日本語力を客観的に証明することができます。

資格保持者を優遇する、企業や学校も多くあります。

② 敬語・文法ミスが減る

社会人になると敬語を最初に教えられることが多いと思われます。              私も最初は敬語を教えられました。

普段使っていた敬語が、実は使い方が間違えていたという事もよくある話です。                  

日本語検定を学ぶことで、メール・報告書・プレゼン資料・営業の質が上がります。

③ 他の言語系検定の土台になる

日本語検定は日本語全般が出題範囲になるので、他の言語系検定の学習土台になります。

  • 漢字検定
  • 文章読解・作成能力検定
  • WEBライティング能力検定

これら他の言語系検定受験を考えている方は、日本語検定を取得することで、基礎力が養われます。

他の言語系検定について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

漢字検定とは?メリットや勉強法・おすすめの級をわかりやすく解説

四字熟語検定とは?メリットや概要について解説

文章読解・作成能力検定は意味ある?メリット・難易度・就活で使えるか本音解説

WEBライティング能力検定は意味ある?ブログ運営者が本音レビュー|受ける価値・費用対効果を解説

日本語検定のデメリット

メリットがあれば、デメリットもあるものです。                                   日本語検定のデメリットは主に、

  • 国家資格ではない
  • 収入に直結しにくい

となります。

① 国家資格ではない

検定全般にいえることですが、国家資格でないことはデメリットの一つといえます。                   民間資格は認知度が低いものも多く、評価する側も把握できていない場合も多いです。

しかし、民間資格でも業界と関係ある資格ならば評価される可能性もあります。

民間資格と国家資格の違いについて知りたい方はこちらの記事をご覧ください。            →民間資格と国家資格の違いは?それぞれのメリット・デメリットを解説

② 即収入に直結しにくい

国家資格とは違い、独占業務がないので、収入には直結しにくい傾向にあります。

しかし、日本語検定は「長期的な文章力への投資」と考えれば価値があります。                   資格は取得すること以上に、活かし方が重要です。

日本語検定は意味ある?

結論から言うと、「日本語を武器にしたい人」には意味があります。

例えば:

  • ブログ運営者
  • ライター志望
  • 就活生
  • 公務員志望
  • 社会人で文章を書く機会が多い人

こういった方は、日本語検定は一つの手段になります。

逆に、

  • 日本語を仕事で使わない
  • 資格の肩書きだけが欲しい

こういう人には優先度は低い可能性があります。

資格を取得して後悔する人・得する人が気なる方はこちらの記事もご覧ください。                     →資格は意味ある?後悔する人・得する人の違いを現実ベースで解説

勉強法

日本語検定の勉強法をいくつか紹介します。

① 公式問題集を中心に学習

オーソドックスに公式問題集・参考書を中心に学習する方法がコスト的にも安くつきます。   他にも単語帳や、例題集など多く出版されています。

これらの問題集などは、日本語検定公式ホームページの他、アマゾンなどでも購入できます。  

② 間違えた問題をノート化

間違えた問題をノート化するのも一つの手段です。                                   間違えた問題だけを繰り返し学習することで、勉強効率が上がります。

特に

  • 敬語
  • 慣用句
  • 誤用表現

など、普段聞きなれない言葉なども多くあるので、重点的に学習したい分野です。

③ 実生活で使う

学んだ敬語をメールで使ったり、誤用に気づく癖をつけることを意識することが重要です。

日常でインプット・アウトプットを繰り返すことで、記憶に定着しやすくなります。

④通信教育を使う

独学で勉強を続けるには、モチベーションの維持が不可欠になります。                             続ける自信がない方は、通信講座を利用するのも一つの手段です。

コストはかかりますが、カリキュラムが組まれているので、勉強を続けられる可能性が高まります。

資格の費用対効果について知りたい方はこちらの記事もご覧ください。                        →資格の勉強って意味ある?勉強時間・回収年数・費用対効果を現実で解説

合格の目安勉強時間

国語の基礎力によって、勉強時間は大きく変わります。

目安として:

3級:30〜50時間

2級:50〜100時間

1級:100時間以上

※個人差があります。

他の検定との違い

日本語検定は、日本語全般の基礎知識から高度な知識が問われる検定です。                          他の言語系検定との違いは、

  • 漢字検定                                                   →漢字に特化した検定
  • 文書読解・作成能力検定                                            →読解・論理性に特化した検定
  • Webライティング能力検定                                                                →Web文章に特化
  • 日本語能力試験                                                     →日本語を母国語にしない人向け

日本語能力試験(JLPT)は、国際交流基金と財団法人日本国際教育支援協会が運営する試験です。名前が似ているので混同しやすいですが、対象者がまったく違います。                         私も最初は勘違いしていました。                 

日本語検定は日本語の総合力を測る“基礎の王道”です。

まとめ

日本語検定は、日本語の基礎力を上げる一つの手段になる検定です。

  • 日本語の総合力を高めたい人
  • 文章力を磨きたい人
  • 将来ライターや発信活動をしたい人

にとっては価値のある資格です。

日本語検定は、「長期的な言語投資」と考えると意味があります。

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